救急救命講習会



 平成24年10月9日(火)、本校体育館にて、職員を対象に救急救命の講習会を実施しました。
 人命に関わる緊急の事態に遭遇した場合、救急車が到着するまでの間、適切な応急手当として胸骨
圧迫(心臓マッサージ)の心肺蘇生や自動体外式除細動器(以下、「AED」という。)による心電図解析や
電気ショックなどを行うことは非常に大切です。
 万が一、生徒や職員に何かあった場合、適切な応急手当を実施するためには、日頃から応急手当に
関する知識と技術を学び、身に付けておく必要性があります。例年のように豊明市消防署救急隊の方か
ら御指導をいただきました。今年度は、救命措置(心肺蘇生法)の指針が4年ぶりに改正されたので、新
しいガイドラインに基づく応急手当の講習を実施してもらいました。約1時間の講習会でしたが、参加した
教職員にとっては、大変有意義な時間となりました。

新しいガイドラインに基づき改正されたのは下の表のとおりです。(東京消防庁より抜粋)
                                平成24年1月1日改正

  改正前 改正後








反応がなければ
近くの人に119番通報とAED搬送を依頼し、
気道確保をしてから呼吸の確認
(見て、聞いて、感じて)
反応がなければ
近くの人に119番通報とAED搬送を依頼し、
気道確保をせずに呼吸の確認
(胸と腹部の動きを見る)



普段通りの呼吸がなければ
人工呼吸2回
普段通りの呼吸がなければ、
胸骨圧迫30回
人工呼吸が終わったら
胸骨圧迫
(その後は、胸骨圧迫30回と人工呼吸2回を
繰り返して行う)
胸骨圧迫が終わったら、
気道確保と人工呼吸2回
(その後は、胸骨圧迫と人工呼吸2回を
繰り返し行う)




AEDの小児用電極パッドを貼る対象は、
1歳以上8歳未満
乳児に対してAEDを使用しない
AEDの小児用電極パッドを貼る対象は、
おおよそ6歳ぐらいまで
乳児に対してAEDを使用できる

※詳細につきましては、次のダウンロードをご確認ください。

厚生労働省通知(171KB)(PDF文書)

画像をクリックすると拡大します。
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胸骨圧迫30回
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人口呼吸2回
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AED使用
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胸骨圧迫の交代
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豊明市消防署救急隊




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