平成29年3月19日「けやきいきいきプロジェクト 市民公開講座」で活動報告
「けやきいきいきプロジェクト 市民公開講座」
平成29年3月19日(日)、豊明団地自治センターにて、平成28年度豊明市地域包括ケアモデル事業「けやきいきいきプロジェクト 市民公開講座」が行われ、本校の1年生2名が活動報告を行いました。
当日、生徒たちがパワーポイントを用いて発表した内容の一部を紹介します。
こんにちは。豊明高校です。今から平成28年度の活動報告をさせていただきます。
豊明高校は毎年、豊明市社会福祉協議会や中部善意銀行のご協力をいただき、夏には施設での福祉体験、秋には高齢者保健施設への訪問を行ってきました。
今年度は、愛知県教育委員会の「明日を拓く人材育成事業」に採択され、学校法人藤田学園と「教育連携協力に関する覚え書き」を取り交わし、3年前から藤田保健衛生大学が豊明団地で進めている「地域包括ケア」活動に私たちも参加させていただくことになりました。
1年間の主な活動を紹介します。
夏休みに入った7月30日、「熱中症予防キャンペーン」に参加し、チラシを配布するなどして熱中症予防について地域の方々に訴えかけました。参加した生徒の感想です。「団地には高齢者の方が多く、見かけたら気を配っていきたいと思いました。また、荷物が多くて大変そうだったので、熱中症のキャンペーンだけではなく、困っている人をもっと助けることができたらよかったな、と思いました。」
10月16日は、「独居高齢者とのふれあい会食」に参加しました。参加した生徒の感想です。「とても緊張したけれど、大学生の方が優しく教えてくれたので頑張ることができました。おじいさん、おばあさんがたくさん話しかけてくれて緊張がほぐれました。」
10月23日には「秋季防災訓練」に参加しました。参加した生徒の感想です。「炊き出し訓練で、ご飯を渡すと、『ありがとう』と笑顔で言ってくださったことが、とても心に残っています。」
12月は「餅つき大会」に参加しました。参加した生徒の感想です。「普段、お世話になっている地域の方への恩返しのつもりで一生懸命仕事をしました。みなさん優しく、フレンドリーだったので、とても楽しかったです。僕の住む地域にはこのような行事はほとんどないので、自分も老後は豊明団地のようなところに住みたいと思いました。」
(中略)
今年度はまだ、行事に参加させていただくだけでしたが、これからは、社会の中で自分たちがどんな役割をどのように担っていくのか、積極的に考え、行動し、主体的な取り組みができるようにしていきたいと考えています。藤田保健衛生大学の方々、豊明団地の方々にはこの1年間、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
これで豊明高校の1年間の報告を終わります。ご清聴ありがとうございました。
活動報告の様子の画像を掲載いたしました。