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本校は、地域からの強い要望と熱い期待を受けて昭和51年に開校され、今年で48年目を迎えました。豊かな緑と広い敷地に恵まれた環境の中で、生徒たちは、生き生きと高校生活を送り、日々成長しています。

校訓「学び体す」には、「学んで、学んで」しっかり身に付け、その力を社会で発揮する、という思いが込められています。これまで1万5千名を超える有為な卒業生を輩出し、この地域を中心に、各分野で活躍しています。
令和3年度から、開校以来の制服をリニューアルしました。洗練されたデザインと豊富なアイテムの組み合わせが好評です。

本校では読書活動を推進しています。「朝の10分間読書」により、読解力や語彙力が自然に身につくとともに、落ち着いた一日がスタートできます。また、身についた読書習慣は人生を豊かにしてくれます。

地域に根差した学校として、地域との連携活動を多く取り入れています。その一つとして、藤田医科大学と教育連携協定を結び、附属病院で各種医療系の仕事(看護師、理学・作業療法士、臨床検査技師、臨床放射線技師など)のジョブシャドウイング(職業体験)などのキャリア教育を行っています。
また、豊明市及び愛知教育大学と連携して県指定天然記念物のナガバノイシモチソウの保全活動や、豊明団地、老人保健施設などにおけるボランティア活動に多くの生徒が積極的に参加しています。活動を通して、主体性や自己有用感、そして郷土愛が育まれています。

卒業生の進路状況は、90%以上が大学・短期大学・専門学校に進学しています。多くの生徒が進路希望を実現し、次なるステージへ巣立っていきます。そのために、学校では指導体制を整え、個に応じたきめ細かいサポートをしています。

「文武両道」を旨としており、部活動や学校祭などの行事にも熱心に取り組んでおり、多くの部活動が県大会に出場しています。近年では、陸上競技部、弓道部、チアリーディング部が全国大会に出場しました。中でも、イラストレーション部は、全国高等学校漫画選手権大会(まんが甲子園)において優勝1回、準優勝2回の実績を誇り、様々な地域貢献活動も行っています。

本校の伝統である堅実な教育活動を受け継ぎつつ、新たな時代に向けて、様々なことにチャレンジしていく姿勢も兼ね備えていきたいと考えています。そして、「広い視野をもち、地域社会に貢献できる人」の育成を目指し、教職員一丸となって取り組んでまいります。今後とも、本校への温かい御理解と御支援をよろしくお願いいたします。

中学生の皆さん、豊明高校で新たな気持ちで自分の可能性を信じ、親切な先輩や熱心で面倒見のよい先生とともに、充実した高校生活を送り、自分の夢を叶えてください。

愛知県立豊明高等学校長 鈴木正博